福岡地域戦略推進協議会(福岡市博多区 / 会⻑ ⿇⽣ 泰 /FDC)のデジタル部会は、公益財団法⼈九州先端科学技術研究所、⼤⽇本印刷株式会社、株式会社Mellowと共働して、7⽉15⽇〜8⽉29⽇まで、福岡市データ連携基盤利活⽤による⺠間データ・ソリューション連携およびビジネスモデル拡⼤可能性実証実験を⾏いますのでお知らせします。
FDCデジタル部会では、デジタル基盤の構築と産学官⺠連携による共助モデルの確⽴に取り組んでおり、これまでにも福岡市の有する屋台データの⺠間サービスにおける活⽤など、基盤を活⽤した官⺠データ連携のユースケースを創出してきました。今回は、異なる⺠間企業が有する複数のソリューションやデータを、福岡市データ連携基盤を通じて連携することにより、新たな価値の創造やビジネスモデルの拡⼤につながるかを検証するものです。
福岡市データ連携基盤利活⽤による⺠間データ・ソリューション連携および
ビジネスモデル拡⼤可能性実証実験
◾️検証内容
データ連携基盤の活⽤による⺠間サービスの価値向上やビジネスモデルの拡⼤可能性の検証
◾️実験内容
・ 福岡市データ連携基盤を介して、㈱Mellowが有するキッチンカーの情報(位置・料理カテゴリー・営業時間等)を、⼤⽇本印刷㈱が運営するSNS連動型デジタルマップに連携させることで、キッチンカーの営業情報をオンライン上でリアルタイムで可視化。
・ これにより、⽣活者がランチタイムに飲⾷店を⾒つけやすくするなど利便性の向上につなげられるか検証するとともに、⼈流データとの分析により、市⺠や観光客にとって有益なサービス創出や改善を検討する(出店場所の開拓、メニュー改善など)。
※可視化の範囲は、福岡市の天神・博多地区を中⼼とした都⼼エリアを対象
※本実証実験においては、FDC会員を対象に閲覧公開し、サービス可能性を検証する
◾️実施期間:2025年7⽉15⽇(⽕)〜2025年8⽉29⽇(⾦)(場合によっては延⻑有り)
◾️対 象 者:福岡地域戦略推進協議会(FDC)会員
◾️実施主体:福岡地域戦略推進協議会デジタル部会
⼤⽇本印刷㈱:SNS連動型デジタルマップ「DNP MAPベース地域振興情報発信プラットフォーム『Place2B』」の提供
㈱Mellow:キッチンカー出店情報の提供
(公財)九州先端科学技術研究所:データ連携機構の提供および⼈流データの提供
※各社のサービスおよび検証内容の詳細は、各社発表資料をご参照ください。
◾️ プレスリリースのダウンロードはこちらから
●福岡地域戦略推進協議会(FDC)プレスリリース
「FDCデジタル部会 データ連携基盤を活⽤した実証実験を開始します! - 福岡市データ連携基盤を活⽤し、⺠間同⼠のソリューション連携による価値創造へ -」
●大日本印刷(株)(DNP)プレスリリース
「キッチンカー情報を活用した実証実験を福岡市の天神・博多エリアで開始 ― データ連携基盤を活用したユニバーサルなまちづくりに貢献 ―」
●㈱Mellow プレスリリース
「動的なキッチンカー情報を都市データ基盤で可視化 福岡・天神のランチ難民課題にもアプローチ ― メロウ、福岡市データ連携基盤を活用した官民連携の実証に参加」
(参考1)システム概要図

(参考2)データ連携基盤の活⽤検討に関する背景
• データ連携基盤は、異なるシステム間やサービス間でデータを連携・共有するための基盤となる仕組みです。
• 国においては、データ利活⽤制度の在り⽅に関する基本⽅針として、⼈⼝減少の下、持続可能な⽇本社会と経済成⻑を両⽴していくため、データ利⽤による新たな価値の創造を図り、⼀⼈⼀⼈の⽣活の質の向上やWell-Beingを達成するデータ駆動社会の実現を掲げています。
• また、データ連携基盤は、地域のニーズに最適化されたサービスの提供を可能にするものとして、地⽅創⽣を加速させるための重要な要素と位置付けられています。
• FDCデジタル部会では、このような国の⽅向性を踏まえながら、福岡都市圏での官⺠データ連携基盤及び共助モデルに関する仕組み構築に関わる企画及び実証等の検討を重ねています。
• これまでのFDCデジタル部会におけるデータ連携基盤を活⽤した取り組み:
・屋台DX:屋台データの⺠間サービス活⽤に向けた仕組みの構築(2024.8.1)
・⺠間サービス(ユニタビ)における福岡市屋台データの活⽤(2025.5.29)
≪本リリースに関するお問合せ先≫
福岡地域戦略推進協議会(FDC) URL:www.fukuoka-dc.jpn.com/
TEL:092-710-7739 MAIL:info@fukuoka-dc.jpn.com
●デジタル部会活動および実証実験に関するお問合せ先:前⽥、寺本、国本
●取材に関するお問合せ先:梅岡、中島