FDCについて

FDC地域戦略

FDC地域戦略

FDCの設立後、徹底した地域の診断と議論を重ね、2012年に『第1次FDC地域戦略』を策定しました。 この戦略において、「多様な人材が訪れ、働き、暮らす『東アジアの ビジネスハブ』」という将来像を掲げるとともに、「雇用+6万人、GRP(域内総生産)+2.8兆円、人口+7万人」などをKPIに設定し、地域経済の活性化に取り組んできました。
そして節目となる2020年度にこれまでの戦略に代わる新たな『第2次FDC地域戦略』を策定しました。
新たな戦略は、2030年を見据え、国際的な動向や社会経済情勢、新型コロナウィルス感染症によるトレンドの変化なども踏まえ、戦略指針を「交流の質をあげ、都市の成長と生活の質の向上の好循環を確固たるものに~『住みやすい』から『持続可能(SDGs)な成長』へ~」と位置付け、3つの戦略のもとに12の重点分野を設定するなど、意欲的な内容となっています。

第2次FDC地域戦略(2020~2030)

第1次FDC地域戦略を達成し、次の10年へ。

設立当初に掲げた地域戦略KPIを達成し、2020年10月、FDCは2030年に至る10年の新たな 地域戦略を策定しました。

FDCの掲げる福岡地域の将来像

東アジアのビジネスハブ
〜福岡都市圏は国際競争力を備えたアジアで最も持続可能な地域を目指す〜

戦略指針

交流の質を上げ、都市の成長と生活の質の向上の好循環を確固たるものに
〜「住みやすい」から「持続可能(SDGs)」な成長へ〜

3つの戦略と12の重点分野

第2次FDC地域戦略の推進のため 3つの戦略と12の重点分野を掲げています。

第2次FDC地域戦略 3つのKPI

1.経済基盤の整備

GRP(域内総生産)年成長率2.06%を維持する

2.個の力最大化

30%程度の生産性改善を目指す

3.成長を支える社会の構築

女性とシニアの労働参加率向上など

行程の組み立て

2030年に至るまでの行程について短期的には「ダイバーシティの実現」中期的には「ビジネスエコシステムの確立」長期的には「都市ソリューションの移出成長」により、一連の都市ソリューションの基幹産業化とステップを踏み、東アジアのビジネスハブとなることを目指します。

第2次FDC地域戦略推進におけるアクション

2030年までの10年も、産学官民のナレッジを集結し新型コロナウイルス感染症の影響も踏まえながら、アジャイルにアクションを起こして行きます。

第2次FDC地域戦略推進における
アクション
  • 01.
    情勢の変化を踏まえたアジャイルな政策形成
  • 02.
    新たなニーズを捉えた事業のイノベーション
  • 03.
    地域経済主体の対応力強化のための基盤形成

第1次FDC地域戦略(2010~2020)

支店経済から脱却し「東アジアのビジネスハブ」ヘ

福岡都市圏のSWOT分析を活用した「地域診断」やベンチマークなどから得られた示唆に基づき、2011年から2020年に至る10年のFDC地域戦略を策定。FDC第一次地域戦略の目標を「『支店経済』から脱却し『東アジアのビジネスハブ』へ」 とし、その戦略指針を「交流を活性化し、『質』を重視した成長を目指す」としました。

FDCの掲げる福岡地域の将来像

支店経済を脱却し
「東アジアのビジネスハブ」へ

戦略指針

交流を活性化し、「質」を
重視した成長を目指す

東アジアのビジネスハブとは、日本・中国・韓国・台湾などとのビジネス交流・開発・営業の拠点となり多様な人材が訪れ、働き暮らしている都市のことです。

第1次FDC地域戦略 3つのKPI

8つの重点分野産業と8つのビジネス基盤

第一次FDC地域戦略推進のため、地域診断の結果を踏まえて、当面の重点産業分野とビジネス基盤について、それぞれ8つの戦略テーマが抽出されました。

行程の組み立て

2011年から2020年に至るまでの行程について、短期的には「MICEの推進などによる交流人口の増加」、中期的には「社会実験などを端緒としたビジネス機会の創出」、長期的には「移出産業の成長」を図り、雇用創出を達成することで福岡都市圏の将来像「東アジアのビジネスハブ」の実現を目指しました。