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【お知らせ】福岡地域戦略推進協議会と福岡市は5月30日、『福岡市実証実験フルサポート事業』の採択式を開催しました

FDCニュース

福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)と福岡市は2025年5月30日、『福岡市実証実験フルサポート事業』の採択式を開催しました。

『福岡市実証実験フルサポート事業』は、AIやIoT等の先端技術を活用して社会課題の解決を目指すプロジェクトを全国から募集。優秀なプロジェクトについて、福岡市での実証実験を様々な面からサポートすることを内容としています。

今回採択されたのは、以下の5件です。

採択事業の概要

株式会社レイヤード、ティーペック株式会社

「『こどもの症状 受診の目安ナビ』を活用した適正受診に係る実証実験」

病気やケガなどの症状をスマホに入力すると、4段階で受診の目安が分かる「こどもの症状 受診の目安ナビ」を開発。小中学生の保護者にご利用いただき、保護者の安心感につながるかなど、その有効性を検証する。

TOMPLA株式会社

「屋内インフラ施設点検の先端ドローン活用に係る実証実験」

GNSS(GPSなどの衛星測位システム)が届きにくく、かつ暗所で障害物や狭小空間が多い屋内環境での施設点検のため、同社開発小型ドローンを飛行させ、その安定性や、暗所での必要光量の把握など、実装化に向けた検証を行う。

Devesion株式会社

「AIキャラクター案内サイネージに係る実証実験」

福岡市博物館内に大型デジタルサイネージを設置し、来館者に対して動物をモチーフとした対話型AIキャラクターが施設案内や展示品の説明を行う。AIキャラクターが接客することに対するユーザーの受容性、AIによる案内機能の精度等を検証する。

マイナウォレット株式会社

「マイナンバーカードによるステーブルコインを用いたタッチ決済の実証実験」

屋外イベントやキッチンカーなど不特定多数が利用する場面で、マイナンバーカードによるステーブルコインを用いたキャッシュレス決済が問題なく利用できるか検証する。

クボタ環境エンジニアリング株式会社、
株式会社日水コン

「水害対策ワンストップソリューション(都市下水予測)に係る実証実験」

雨水管路図や雨水ポンプの稼働情報等から、河川と雨水管路の水位予測等ができるシステムを構築。同システムの、実際の豪雨時における水位やポンプ場の最適な稼働タイミング等の予測精度・効果を検証する。

上記7社は既に実証実験に向けて準備を進めており、事業化へ向けて前進されています。
FDCとしても、引き続きサポートをさせていただきます。

※実証実験フルサポート事業に関する問い合わせ先は以下の通りです

【福岡市実証実験フルサポート事業に関すること】
福岡市経済観光文化局企業連携課 担当:中園・柴本
電話: 092-711-4959

【その他お問い合わせ先】
福岡地域戦略推進協議会 担当:中島、柚木
電話:092-710-7739

MAIL:info@fukuoka-dc.jpn.com

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