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【お知らせ】福岡アジア都市研究所 『2024年度 URC総合研究報告書「市民と企業の脱炭素型ライフスタイル:ゼロカーボンシティ福岡へ向けた行動変容に関する研究」』 発行

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福岡地域戦略推進協議会(FDC)の会員である公益財団法人福岡アジア都市研究所(以下URC)は、2024年度 URC総合研究報告書『市民と企業の脱炭素型ライフスタイル:ゼロカーボンシティ福岡へ向けた行動変容に関する研究』を発行しWEBにて公開しました。

本報告書では、福岡市がチャレンジを表明した2040年カーボンニュートラルの実現に向けて、市民と企業の脱炭素行動に関する調査研究を行っています。
市民に関しては、住む、働く、学ぶ人を対象に環境に関するアンケートとインタビューを実施し、脱炭素行動に関する考えやライフステージ毎の傾向を明らかにしています。
企業に関しては中小企業を中心に、様々な統計データやアンケート結果の分析、関係機関へのインタビューを実施し、事業活動における脱炭素行動の現状と課題を明らかにしています。

2024年度 URC総合研究報告書
「市民と企業の脱炭素型ライフスタイル:ゼロカーボンシティ福岡へ向けた行動変容に関する研究」メイン・ポイント

■市 民
● シニア期は経済的負担に慎重で、子育て期は時間的制約が大きく、現役就労期は企業の取組みを待ち、学生期は環境問題への関心は高いが選択できる行動が限定的
● 行動変容を促す施策として、各脱炭素行動とその効果の紐づけや伝え方の工夫、学生向け環境プロジェクトの創出、親子で参加できる環境教育の推進などが必要

■企 業
● 「知る」「測る」「減らす」の3ステップのうち「知る」の段階が十分に進んでいない
● 脱炭素に向けた取組みは経営上の課題解決に繋がるものとして取り組むことが有効であり、CO2排出量の計測を含む効果的な手法の特定、同業者同士の連携や行政など第三者機関の介入等による業種を超えた対話の促進などが必要

この総合研究報告書のPDFは、URCのWEBサイトにて無料公開されています。
「(公財)福岡アジア都市研究所(URC)」出典と明示すれば、報道や調査研究での引用が可能となっていますので、ご活用いただきますようお願いいたします。(著作権が第三者に帰属するコンテンツを除く)

■ダウンロードはこちらから
2024年度URC総合研究報告書「市民と企業の脱炭素型ライフスタイル:ゼロカーボンシティ福岡へ向けた行動変容に関する研究」(https://urc.or.jp/report/publications/2024sougou-dc/)

■URCからのリリースは以下の通りです
2024年度 URC総合研究 報告書 「市民と企業の脱炭素型ライフスタイル:ゼロカーボンシティ福岡へ向けた行動変容に関する研究」発行 プレスリリース