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【登壇報告】福岡地域戦略推進協議会 片田江由佳ディレクターがUR都市再生機構
「TABLE SESSION TENJIN vol.07」に登壇しました 

FDCニュース

2025年11月11日(火)、福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)片田江由佳ディレクターが、独立行政法人都市再生機構(以下UR都市機構)主催のイベント「TABLE SESSION TENJIN vol.07」に登壇しました。 
今回のテーマは「リビングラボ・トーク in 天神:多様な声が生み出す、まちの実験」。一般社団法人日本リビングラボネットワーク(JNOLL)代表理事で、日本初のリビングラボ書籍を刊行した木村篤信氏とともにリビングラボの可能性について議論しました。

冒頭、木村氏によるリビングラボの概要や歴史、プロセスの説明に続き、片田江ディレクターは、FDCが事業創出の手法の一つとしてリビングラボを取り入れたプロジェクトについて紹介。小城市や壱岐市におけるリビングラボの経験をもとに、様々な分野のプロジェクトにリビングラボの思想を取り入れることで、市民を含む多様な主体の参画を得て、地域の持続的な成長につなげていることを説明しました。
また、FDCがリビングラボに取り組む理由として、企業にとっては自社ソリューションの社会実装の後押しになること、地域にとっては社会課題解決の手法や担い手を獲得できること――双方にメリットがある点を強調しました。 

続くトークセッションでは、登壇者同士がそれぞれの立場からリビングラボを実践するうえで心がけている点などを共有し、福岡でのリビングラボの展開可能性について率直に意見を交わしました。片田江ディレクターは、市民・コミュニティの力がまちの推進力となってきた福岡の歴史や特徴を踏まえ、市民とともに価値を生み出すリビングラボが今後の福岡においてますます重要になるとし、「民(市民)」が参画する産学官民のプラットフォームとして一層進化していきたいと抱負を述べました。 
後半は参加者も加わり、忌憚なく意見が交わされ、リビングラボへの理解をさらに深める場となりました。

■イベントの様子は、Youtubeにて公開されています 
URBANG TABLE 
「TABLE SESSION TENJIN vol.7 |リビングラボ・トークin 天神:多様な声が生み出す、 まちの実験」