福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)が参画する「Food EXPO Kyushu 2025」が、10月7日(火)・8日(水)の2日間、福岡国際センターにて開催されました。
「Food EXPO Kyushu 2025」は、世界的にも優れた高付加価値の九州産農林水産物、加工食品を国内外に発信し、地場食品関連企業の更なる売上向上、販路拡大及び地域経済の振興を目的とした事業です。

FDCは、福岡県、福岡市、福岡県商⼯会連合会、JETRO福岡、福岡商⼯会議所とともにFood EXPO Kyushu 実⾏委員会メンバーを務めており、7日に開催されたオープニングセレモニーにはFDC石丸修平事務局長がテープカットに出席しました。

今年度は、初の特別企画として会場内にキッチンカーを設置。有名シェフがトークを交えながら出展者の商品を使って料理をふるまう企画や、九州全県58蔵元101銘柄の焼酎・泡盛を一堂に集め、 来場者に試飲提供する「九州の焼酎・泡盛試飲コーナー」などの取り組みも展開されました。
FDCは、今年度初めて産業創造部会にてブースを出展しました。ブースでは、福岡フードテックラボに掲示中の「食関連チャレンジマップ」のミニ版を掲出し、フードイノベーション分科会の取り組みを紹介。来場者や出展者の皆様には、食に関するチャレンジをエントリーカードに記入いただき、当該マップに掲出するなどして、交流を図りました。
さらに、MICE戦略推進分科会では、ヤマト運輸による展示会物流のスマート化(出展者荷物の一括納品及び会場内搬出入の効率化)を図る実証研究を実施しました。2回目の実施となる今回は、昨年度の課題を踏まえて内容をブラッシュアップし、さらなる作業効率化や CO₂ 削減などの取り組みを進めました。

Food EXPO Kyushu2025 開催実績は以下のとおりです。
<参加企業・団体数>
・九州地域329の食品関係企業・団体が、276のブースを出展。
<来場者数>
・両日あわせて、 5,216名が来場。
<主な事業概要>
・予約制個別商談会
百貨店、商社、EC・外食関係者等の国内外バイヤー48社(国内27社、海外21社11の国・地域)とサプライヤー122社による個別商談会を開催。
・会場内セミナー
支援機関・食品関連事業者12社によるセミナーを開催。聴講者数 437名。
・フード&ドリンク企画
会場内外にキッチンカーを設置し、お弁当やコーヒーの販売を実施。さらに、有名シェフによる料理企画や九州全県の焼酎・泡盛試飲コーナーなど、九州・山口地域の食の魅力を発信しました。