福岡地域戦略推進協議会(以下 FDC)デジタル部会では、全体共通基盤としてのデジタル基盤の構築と産学官民連携による共助モデルの確立に取り組んでいます。
2024年7月には、観光資源である屋台とデジタル技術を融合させる福岡市のプロジェクト「屋台DX」において、FDCデジタル部会と公益財団法人九州先端科学技術研究所は「福岡市データ連携基盤」を利用し、他の民間サービスにも屋台データを活用できる仕組みを構築しました。
この度、この仕組みを活用して、株式会社ナビタイムジャパンが提供するサッカー観戦&観光の情報アプリ「ユニタビ」にて屋台の開店情報が確認できるようになりました。
昨年の行政サービスにおける活用に続く、民間サービスにおける屋台データ活用事例第1号となります。
今回「福岡市データ連携基盤」を利用することでリアルタイムの屋台開店情報(動的データ)が連携され、アプリ上で現在開店している屋台の店舗数や位置を確認できるようになり、観戦前後の観光・食体験がより快適に行えるようになりました。

FDCデジタル部会では今後も、福岡版デジタル基盤の確立に向けて、オープンデータの民間活用、新たなサービス創出につながる官民データ連携に取り組んでまいります。
■「ユニタビ」について
株式会社ナビタイムジャパンとぴあ株式会社の共同開発により、”ユニフォームを着て、街を旅する”をコンセプトに、Jリーグ観戦と旅のお供となって、観戦の1日を存分に楽しむための情報を提供するアプリです。スタジアム観戦を行う1日を「旅」と捉え、試合の前後もユニフォームを着て街を歩き、観光地巡りや食事をお楽しみください。
ユニタビ:https://site.uni-tabi.jp/
■福岡市オープンデータサイト
福岡市オープンデータサイト:https://odcs.bodik.jp/401307/