国際金融センターの実現に向けた政府の新たな政策「Japan Weeks」の事業のひとつ「国際金融センターの機能強化へ ~福岡・大阪・東京・札幌の視点~」』が9月29日、福岡県ならびに一般社団法人国際資産運用センター推進機構(JIAM)の共催により福岡市において開催。①キーノートスピーチ「政府の取り組みとJapan weeksについて」(金融庁総合政策局政策局総合政策課高田英樹課長)②オンライン解説「All Japanでの国際金融都市構想」(片山さつき自由民主党金融調査会長)、③国際金融センターを目指す福岡、大阪、東京、札幌の強みや具体的な取り組み報告(それぞれの地域代表者)、④パネルディスカッションスカッション「国際金融センターの機能強化へ」が行われました。
福岡からの報告では、福岡地域戦略推進協議会石丸修平事務局長が登壇し、国際金融機能誘致に取り組む産学官連携組織「TEAM FUKUOKA」の取り組み内容や誘致実績等について説明をしました。
折しも開催直前の9月21日、岸田文雄総理大臣が「日本の資産運用業強化へ向けて海外勢の参入を促すための『資産運用特区』を設ける」と表明したこともあり参加者の関心も高く、議論を通じて日本全体の国際金融センター構想が今後どのように発展していくのか、また、各地域がどのような取り組みを進めようとしているのかについて理解を促進する機会となりました。
当日のプログラムは以下の通りです
「Japan Weeks」では、9月25日から10月6日の期間を通じて、国際金融センターの実現に向けた日本政府の関連施策や、日本の金融資本市場としての魅力等を発信することを目的に、海外の投資家や資産運用会社等を集中的に日本に招致し、サステナブルファイナンス、貯蓄から投資への促進、資産運用立国等に関する各種催しを実施しており、今回の事業はこの一環として行われたものです。
※ Japan Weeks、ならびに「国際金融センターの機能強化へ ~福岡・大阪・東京・札幌の視点~」に関連するWebページは以下の通り
・金融庁 国際金融センター Japan Weeks ホームページ
・JIAM 「国際金融センターの機能強化へ ~福岡・大阪・東京・札幌の視点~」』紹介ページ
・「国際金融センターの機能強化へ ~福岡・大阪・東京・札幌の視点~」動画
【参考】
2023年10月4日に開催された新しい資本主義実現本部/新しい資本主義実現会議 第1回資産運用立国分科会において、資産運用業について金融庁が提出した資料はこちらから
「金融庁資料 「新しい資本主義実現本部/新しい資本主義実現会議 第1回資産運用立国分科会における金融庁提出資料資料『資産運用業について』」.pdf