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【登壇報告】(一社)スマートシティ・インスティテュート「City-Region MAP プログラム」において、福岡地域戦略推進協議会石丸修平事務局長が講演を行いました

FDCニュース

一般社団法人スマートシティ・インスティテュート(Smart City Institute Japan)の主たる活動のひとつであるスマートシティ推進人材育成プログラム「City-Region MAPプログラム」において9月21日、福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)石丸修平事務局長が「地域価値創造の戦略と実践」をテーマに講演を行いました。

一般社団法人 スマートシティ・インスティテュート(Smart City Institute Japan)は、わが国におけるスマートシティの拡大と高度化を推進するためのナレッジ&産官学民連携プラットフォームとして、2019年10月に設立された民間主導の非営利型一般社団法人です。
政府が「デジタル田園都市国家構想」において、デジタルの力で地方の個性を活かしながら社会課題の解決と『心ゆたかな暮らし』(ウェルビーイング)の実現を目指すなか、全国各地でWell-Beingの向上に向けたスマートシティの取り組みがいよいよ実装の段階を迎えようとしていることを踏まえ、

・国内外のスマートシティに関する最新情報や推進ノウハウの収集・分析・共有
・日本におけるスマートシティ推進に向けた産官学民の協調領域におけるインフラの整備・政策提言(地域幸福度(Well-Being)指標の開発・普及促進、スマートシティ推進人材育成プログラムの開発・提供など)
・スマートシティ推進に関わる産官学民・スタートアップの共創ネットワーキング・エコシステムの醸成を促進するワークショップ、イベントの開催

などを通じて、多様な主体と手を携えて日本のスマートシティの拡大と高度化を推進していくことを目的としています。

※一般社団法人 スマートシティ・インスティテュート(Smart City Institute Japan)  https://www.sci-japan.or.jp/

今回FDC石丸修平事務局長が講演した「City-Region MAPプログラム」は、一般社団法人スマートシティ・インスティテュートの会員を対象に、6か月でスマートシティ推進人材育成に必要なすべての領域をカバーする28のプログラムで構成された人材育成プログラムです( ※数字は2022年度実績 )

開会にあたりスマートシティ・インスティテュート南雲岳彦専務理事は、「福岡はスマートシティというコトバでは小さすぎるのではないかというくらい産官学連携も含め様々な取り組みがパッケージされた先端事例だと思っている。そこを牽引するFDCの戦略から組織体制、ゴールの設定、視座の高さ、といったことを今日はお聞きしたい」と期待を寄せられました。
また、講演後の質疑応答では受講者から「数多くの実証実験に取り組んでいるということだが、様々な市民に参加してもらいフィードバックを得るためにどのようにして多様な参加者を確保しているのか」「福岡市だけでなく福岡都市圏という広域を守備範囲としたことによるメリットとデメリットは」「FDCという組織が無かったら今の福岡はどうなっていたか」、といった多数の質問が寄せられるなど、熱心な議論が交わされた90分となりました。