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【開催報告】国際金融機能誘致「TEAM FUKUOKA」幹事会を開催 誘致企業数は19社に 国際機関日本アセアンセンターとASEAN事業を通じた連携も 

FDCニュース

福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)が事務局を務める国際金融機能誘致を目指す産学官推進組織「TEAM FUKUOKA」は6月5日、ホテルニューオータニ博多で幹事会を開催。国際機関日本アセアンセンターとの連携事業の推進、国内外におけるプロモーション活動の強化、ならびに19社となった誘致実績などを確認しました。

主な議事内容は以下の通りです

■ 国際機関日本アセアンセンターがTEAM FUKUOKAに対し事業連携を提案

  • 国際機関日本アセアンセンターが、貿易投資事業のカウンターパートであるシンガポール企業庁の紹介を受け、TEAM FUKUOKAに対し事業連携を提案。
    アジアに近い地理的優位性、IT、スタートアップなど多岐にわたる分野で活発な経済活動があることや、自然と都市機能が融合した住みやすい生活環境など、ASEANの投資家を惹き付ける魅力が福岡にはあることなどから今回、事業連携提案がなされた。

    提案内容は以下の3点
  1. ASEAN地域に関する戦略的な情報提供とコミュニケーションの強化
  2. 共同セミナー・ワークショップやワークイベントの開催
  3. PR活動
  • 今後、事務局にて連携内容の具体化に向けた協議を進め、東南アジアの金融機関やフィンテック企業に対する誘致活動につなげていくことが確認された。
日本アセアンセンター 平林事務総長

■ プロモーション活動の強化

  • 福岡県は、シンガポール政府主催「Singapore Fintech Festival」に今年も東京都、大阪府と共に出展する方向で協議中。また九大や企業と連携し、CIC(ケンブリッジ・イノベーション・センター)の本拠地があるボストンへの訪問団派遣に合わせ福岡の魅力についてPRする予定。
  • 福岡市は、7月26日を皮切りに首都圏でのプロモーションを2~3回行うとともに、台湾、シンガポール、ベトナムなどでのプロモーションを計画。
  • これらの取り組みを核に、産学官が一体となった誘致プロモーションにつなげていく。

■ TEAM FUKUOKA発足以来、誘致企業は19社に

  • 2022年9月に開催したTEAM FUKUOKA総会以後に進出企業が5社増え、誘致企業数は19社となった。
  • なかでもオランダに本社を置く「エヌエヌ生命保険」はTEAM FUKUOKAの重点誘致分野であるBCP(事業継続計画)機能での進出第1号となり、2023年9月にオフィスを開設予定。
    これにより、『TEAM FUKUOKA国際⾦融機能誘致の⽅向性』において、重点的に誘致する業種業態として示した ①資産運用業 ②Fintech ③BCP対応業務 の全業種の誘致が実現した。

誘致企業一覧(2023年6月5日時点)

TEAM FUKUOKA国際⾦融機能誘致の⽅向性(日本語版)

エヌエヌ生命保険 フリンCTO

併せて、九州大学より研究成果の社会実装や九州・沖縄地域の大学連携などの取組みについて、また、TEAM FUKUOKA誘致第1号の資産運用会社MCPホールディングス(香港)からは、TEAM FUKUOKAメンバーが出資し、福岡・九州のESGの取組みを推進する企業に投資するファンド設立等に関する活動報告がなされました。

尚、幹事会終了後の取材における主なコメントは以下の通りです。

●倉富純男会長
TEAM FUKUOKAはコロナ禍でのスタートだったこともあり誘致は簡単ではないだろうと思っていただけに、誘致企業19社というのは正直すごい数字だと感じている。
この流れが続けば、九州福岡が最も早くコロナ禍を脱し、コロナ前を越えていくことになるだろう。
これだけの成果を出せたことを、今日は笑顔で皆さんに報告したいと思う。

服部誠太郎副会長
福岡市のポテンシャルの高さ、エンジニア人材の豊富さなどが評価された結果だと思っている。今後、ASEANエリアはもちろん、北米やヨーロッパといった地域へのプロモーション活動もしっかり展開していきたい。

●髙島宗一郎副会長
誘致企業の業種は、資産運用やFintechなど多岐にわたるが、今回、初めてBCPの観点から福岡を選んでいただいたことは大きな成果だ。
また、産学官が一体となってサポートしていることもあり、誘致した企業が別の企業を呼び込んでくれるといった好循環が生まれている。

囲み取材に笑顔で応じる倉富純男会長、髙島宗一郎副会長、服部誠太郎副会長

FDCは、地域戦略で掲げている将来像『東アジアのビジネスハブ~福岡都市圏は国際競争力を備えたアジアで最も持続可能な地域を目指す~』に向け、国際金融機能誘致TEAM FUKUOKAにおいても産学官民をつなげるリエゾンとしての機能を発揮してまいります。

■TEAM FUKUOKAについての詳細は「TEAM FUKUOKAホームページ」へ