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【開催報告】国際金融機能誘致を目指す産学官の推進組織「TEAM FUKUOKA」総会が9月12日、開催されました

FDCニュース

福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)が事務局を務める国際金融機能誘致を目指す産学官の推進組織「TEAM FUKUOKA」の総会が9月12日、ホテルニューオータニ博多において開催されました。

総会ではまずTEAM FUKUOKA石丸修平事務局長が、「国際競争力のある制度の構築」や「快適なビジネス環状・生活環境の提供」など、TEAM FUKUOKAが対応すべき課題に対するメンバーの取り組みについて報告を行いました。

次いで、新たに誘致が結実した「Codo Advisory」、「M-DAQ」、「玉山銀行」、「EYストラテジー・アンド・コンサルティング」の4社を紹介。新たな4社の進出により、TEAM FUKUOKA設立以来14社の誘致に成功したこととなります。

(M-DAQ リチャードCEO)

参加者からは「外資系金融機関の進出やそれに伴う人材の流入など国際金融機能の集積が福岡・九州を更なる高みに導く成長エンジンになっていく」、「今回進出が決まった4社は、ESG投資の推進、インバウンドサービスの向上、台湾との懸け橋などそれぞれ特徴があり、今後の福岡の国際金融機能強化にとって非常に大きな役割を果たしていただける」といった発言があり、TEAM FUKUOKAの活動が確実に成果を上げていることを確認し合いました。

今回誘致が実った4社は先進的・国際的なサービス提供などそれぞれの領域で福岡の国際金融機能強化を牽引していくと思われます。
その中でも「M-DAQ」は、渡航に際し自国通貨を両替することなくスマートフォンで電子マネー決済ができる機能を備えたサービスなど最先端のフィンテックを武器にシンガポールを拠点にアジアで急成長。 時価総額が10億ドルを超えるユニコーンクラスの企業であることから、同社の進出がトリガー(引き金)となって、今後海外のスタートアップが日本での展開を考える際の進出先として「福岡」がより有力な選択肢になっていくことも大いに期待したいところです。

また、総会終了後には、「M-DAQ」「玉山銀行」の福岡進出記者会見が開催され、TEAM FUKUOKAメンバーで歓迎をしました。

FDCは、地域戦略で掲げている将来像『東アジアのビジネスハブ~福岡都市圏は国際競争力を備えたアジアで最も持続可能な地域を目指す~』に向け、国際金融機能誘致TEAM FUKUOKAにおいても産学官民をつなげるリエゾンとしての機能を発揮してまいります。

■国際金融機能誘致TEAM FUKUOKAについての詳細はこちら
https://financialcity.fukuoka.jp/index.html