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【ご報告】 QREC学生インターンシッププログラムの受け入れを行いました

FDCニュース

福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)は2022年8月22日(月)から9月2日(金)にかけて、九州大学 ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(以下QREC)のプログラム”Multinational Marti-University Venture Life Challenge”として、インターンシップ学生の受け入れを行いました。

本プログラムは、QRECが大学、専攻、国籍、文化の違いを前提にする学生チームを組成し、各々のチームが受け入れ先の企業から提示された課題を解決する課題解決型のプログラムです。FDCのインターン生は、FDCが提示した「福岡に国外のスタートアップを増やすには?」という課題(テーマ)について、スタートアップ関連施設やFDCスタッフにインタビューしながら課題解決に向けて取り組みました。

まず、スタートアップ関連施設への訪問では、福岡市役所のグローバルスタートアップ担当やFukuoka Growth Next、Startup Café、JETRO等に訪問し、担当者にインタビューを行い、現行の国外スタートアップへのサポート体制やどのような海外のスタートアップが福岡に進出してきているか、その現状を学びました。

続いて、FDCスタッフへのインタビューでは、FDCの福岡のまちづくりにおける役割や機能について学び、その中でも特にFDCの取組の一つでもあるスタートアップコンソーシアムについて学びました。多種多様なキャリアを持つメンバーが在籍するFDCのメンバーから街づくりやスタートアップ、キャリアについて聞くことはインターン学生にとって多くの学びがあったようです。

最後に、最終発表会では、FDCで過ごした2週間を踏まえ、FDCの役割や機能、福岡のスタートアップサポート体制についての説明と、インターン学生ならではの視点から、現在のサポート体制の課題点を取り上げました。提案では、「福岡はスタートアップへのサポート体制は充実しているが、どのようなサポートが受けられるかの全体像が分かりにくい。ワンストップで、スタートアップに関するサポートの情報やネットワークがつくれるイベントがあればどうか」とアイデアを出していただきました。

学生インターンを受け入れた2週間で、FDCスタッフと学生インターンの間で多くの交流が生まれ、FDCにとっても学生の視点から福岡のまちづくりについて考える良い契機になりました。 FDCでは今後ともスタートアップや次世代の人材育成に取り組んで参ります。