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【開催報告】災害時等におけるドローンの活用に関する合同救助訓練

FDCニュース

福岡地域戦略推進協議会(FDC)が支援する九州ドローンコンソーシアム※(以下、KDC)は、大規模な自然災害や事故などの危機事案が発生した場合に、無人航空機(ドローン)を活用した災害対応を行うため、2018年7月26日(木)に福岡市と協定を締結しました。
また、この協定締結に基づき、災害時におけるドローンの活用方法を検証するため、2018年7月30日(月)に福岡市消防学校グラウンド(福岡市早良区西入部1丁目15−10)において福岡市消防局とKDCで合同救助訓練を実施。訓練の様子を高島市長が視察されました。

(※九州ドローンコンソーシアム)
福岡地域戦略推進協議会において組成及び支援し、ビジネス創出や社会課題を解決する事業開発を目的として2016年9月設立。現在36社・団体が参加。

集合写真

集合写真

合同救助訓練には、福岡市消防局特別救助隊とKDC(麻生商事㈱、玉石重機㈱、国際航業㈱、他数社)が参加。訓練は、市内で大規模な地震が発生し、管内で倒壊建物があるとの情報を確認しているが、被害状況の詳細については不明という状況下で、ドローンによる要救助者の情報収集を実施し、その情報により活動方針を決定し出動するという想定で行われました。

訓練内容:
 ●要救助者が取り残されている状況で、KDCのドローンにより上空から災害現場を撮影
 ●その映像を救助隊指揮所にて確認し、現場の状況に応じた救助活動の指揮
 ●指揮を受けた救助隊により救出・救助活動を実施
 ●その他、非公開にて、水難救助を想定した救助用具(浮き輪)の搬送訓練なども実施

訓練の様子

訓練の様子