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【開催報告】歓楽街を対象とした防災・SNSアプリの機能検証のための実証実験を実施しました(福岡市実証実験フルサポート事業)

FDCニュース

ピーチ株式会社(本社:福岡県福岡市中央区大名2-6-11)はビルが密集する歓楽街において、普段は集客サービスと掲示板機能、災害時は避難誘導の機能を持つアプリ「nomy」の提供を開始しました。2017年10月31日(火)にそのアプリの機能検証を目的とした避難訓練を、アプリの機能の実証実験として、福岡市の中洲地区にて実施しました。本プロジェクトは、2016年度の「福岡市実証実験フルサポート事業」において、防災分野のテーマで、また福岡市内から選出されたものです。


今後、同社は本実証実験の結果をもとにアプリの機能開発を行い、将来的には防災関連機能をプラグイン化して他のサービスとの連携し、広く市民の方にご利用いただけるようなサービスを目指します。

<避難訓練概要>
アプリ「nomy」を利用しスムーズな避難を行う方法を検証するため、中洲エリアで営業している店舗と共に避難訓練を行います。テナント管理者や事業者等が参加し、アプリを使って避難経路上の障害物や危険箇所等を、写真を投稿することにより地図上にプロット。またプッシュ通知機能の検証や課題の抽出及びアプリのユーザビリティテストを行いました。

(1) 実施エリア :福岡市中洲地区
(2) 参加者   :スナック・クラブ等飲食店、ビル管理者など27名
(3) 開催日   :平成29年10月31日(火)15:00〜17:00

<nomyとは>
nomyは、60分のナイトツアーをコンセプトに、クラブやスナック等の飲食店をパッケージ料金で利用できるサービスです。飲食店の検索(現在地・予算・趣味や話題・写真)などから店舗を選択したりリクエストを行ない予約することによりnomyプランが適用され、出張者や観光客にとってわかりやすいお店選びを行うことが可能です。

また自治体の災害情報メールを基に、火災や地震等の災害時には、プッシュ機能で通知を行い、地震の場合、最寄りの避難所を表示します。店舗が自由に投稿できる掲示板機能で地域の店舗同士情報交換することが可能です。

<背景>
歓楽街を訪れる方はお酒を飲むケースが多いことから、災害認知や避難誘導の不備に起因するリスクが想定されます。 歓楽街に行く際に利用するアプリに災害情報を届けることで、旅先やエリアに詳しくない人にも必要な情報にアクセスできます。近年ナイトタイムエコノミーが注目され夜の観光資源を活用する上で来街者にとって安心なまちづくりが求められていることを受けて、この度、歓楽街初の、アプリを活用した避難訓練を行いアプリの機能検証を行います。

福岡市実証実験フルサポート事業について>
IT や IoT のテクノロジーを活用することで,防災・減災や健康福祉などの 分野をはじめとする社会的課題の解決や市民生活の質の向上に繋がる独自の技術やアイデアを活用した実証実験プロジェクトを全国から募集しています。

■お問い合わせ先
【本実証実験,サービス内容に関する問い合わせ】
ピーチ株式会社 代表 名平睦美
本社所在地:福岡県福岡市中央区大名2-6-11 Fukuoka growth next3F
事業内容:飲食店マッチングアプリ「nomy」の運営
問い合わせ先: https://service.nomy.jp

【本記事に関する問い合わせ】
福岡地域戦略推進協議会 担当 清崎、原口
問い合わせ先:092-733-5682 info@fukuoka-dc.jpn.com