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【開催報告】Tere Estonia! Tere Startup!!~スタートアップ大国エストニアから学ぶ!イノベーションの起こし方~

FDCニュース

2017年1月31日に、福岡市スタートアップカフェにて「Tere Startup!!~スタートアップ大国エストニアから学ぶ!イノベーションの起こし方~」が開催されました。そこで、当協議会(以下FDC)マネージャーの原口唯がエストニアへの出張報告を行ったほか、エストニアで開催されるスタートアップイベント「Latitude59」への出場権を賭けたピッチイベントの審査員を事務局長の石丸修平が務めました。

エストニアは、2014年3月26日から2016年11月23日まで同国首相を務めたターヴィ・ロイヴァスが掲げるコンセプト「Fastest Strongest Cleverest」のもと、スタートアップを柔軟に受け入れる文化があり、起業家にも大きなアドバンテージをもたらしています。本イベントは、”E-state”という定義のもとデジタル化を進め、人々の生活やビジネスをシンプル化できるようITを推進し、今や世界トップのスタートアップ大国となったエストニアを紹介するものです。



はじめに、エストニア投資庁日本支局長の山口功作氏により、エストニアでスタートアップが急増している背景として、スタートアップ発の新規サービスの受け入れによる、新たな市場が開拓と既存のサービスのブラッシュアップの効果をお話いただきました。

エストニアは人口130万人と、九州と同程度であることから、VCの受け入れには消極的であるといった、マネーハブではなくテックハブとしての側面を強く打ち出しており、福岡市にも見習うべき姿勢があると紹介がなされました。

また、エストニアのスタートアップ支援は、エストニアに残り、産業を続けて欲しいという姿勢ではなく、エストニアというハブから世界に出ていくテクノロジーやプロダクトを育てるという外向きの姿勢を持っておりその分、新規の企業の国内への参入を促進する取り組みとして、急激な成長、世界を目指しているかどうかという基準でビザを発行するE-stateを実施していることが紹介されました。

次に、エストニアの国際競争力を支える「エストニア電子政府」の拠点である、“e-Estonia”ほか2か所への出張報告をFDCマネージャーの原口唯が行いました。福岡市は、2016年11月に、産学連携インキュベート施設である“Tehnopol”、エストニア国経済通信省傘下機関“Enterprise Estonia”と連携して、スタートアップ支援を進めていくことを定めたMOUを締結しました。今回の締結によって、エストニア現地支援機関への相談が可能になり、これから福岡発のスタートアップがさらにエストニアへの進出機会を見いだすことが期待されることについて紹介しました。



福岡市内スタートアップ4社がピッチ大会を行い、優勝者には5月にエストニアで開催される、欧州でも注目のスタートアップイベント「Latitude59」に福岡市代表としての出場権が与えられました。FDC事務局長の石丸修平のほか、Latitude59の運営委員等4名が、サービス・プロダクトの世界的な汎用性、福岡に持ち帰られる人脈や価値、コミュニケーション能力などの観点からピッチを審査し、らいねん合同会社が優勝しました。

FDCは、今後とも福岡市国家戦略特区を活用した事業推進やグローバル展開・スタートアップ支援に積極的に取り組んでまいります。