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「ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)プロジェクト」の設置について

FDCニュース

福岡地域戦略推進協議会(FDC)事務局は、福岡都市圏における地方自治体が担う社会政策の実効性向上と公的投資の削減及び地域における新たな投資市場とイノベーションの創出に向けた具体策の一環として、「ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)プロジェクト」を設置しました。

SIBとは、民間投資家からの出資を元に従来行政が担ってきた社会政策を実施する制度※1、社会的企業事業が生む社会的効果(公共コストの削減額等)を評価し、投資をしたものへのリターンとして行政費用の削減額に利息をつけて支払う仕組み※2などと定義されますが、FDC事務局は、世の中にある課題や社会的ニーズに対し、これまで公共部門が公共サービスとして担ってきた領域を、事業的手法によって解決するとともに、当該領域に新たなイノベーションを誘発することを本プロジェクトの目的とします。

※1 経済財政諮問会議専門調査会「選択する未来」委員会「未来への選択」報告書
※2 内閣府共助社会づくり懇談会 報告書

<ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)プロジェクト>

【プロジェクトリーダー】
  石丸 修平(福岡地域戦略推進協議会 ディレクター)

【プロジェクト概要】
  FDC事務局は、FDC会員をはじめとする民間企業や団体、大学に加え、財団、 
  中間支援組織、NPO法人等と連携し、SIBに関する調査・提言・発信やプラッ
  トフォームの提供、地方自治体への導入支援等を実施する。