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Living Labs Global Award 2012への参加について

FDCニュース

福岡地域戦略推進協議会は、福岡を世界へブランディングする活動のひとつとして「Living Labs Global Award 2012(社会実験国際賞、以下LLGA 2012)」に参加します。
LLGAは、バルセロナに本部をおく世界39都市・290企業とネットワークを持つNPO「Living Labs Global」の主催で、世界中から都市開発ソリューションのアイデアを募集する共同国際コンペ。LLGA2012には、福岡を含む世界13地域がパートナーとして参加しています。

当協議会では、募集テーマを「非日常利用者を対象としたバス運行情報のモバイル型提供システム」とし、福岡市や西日本鉄道㈱をはじめとする会員の協力を得て参画しました。アイデア募集は2012年2月17日まで。国際的な専門家による審査を経て上位5ケースを3月上旬に発表、最終受賞者は5月にリオデジャネイロで発表されます。最優秀ケースは2013年までの社会実験実現をめざします。

【LLGA2012概要】
名称:Living Labs Global Award 2012
主催:Living Labs Global
共催:オラクル、The Climate Group
参加地域:13地域。バルセロナ(スペイン)、バーミンガム(英)、コベントリー(英)、アイントフォーフェン(オランダ)、福岡、ラゴス(ナイジェリア)、ラバサ(印)、ハンブルグ(独)、メキシコ(メキシコ)、ナイロビ(ケニア)、サンフランシスコ(米)、サンクガット(スペイン)、リオデジャネイロ(ブラジル)

http://www.llga.org/

 

【Fukuoka D.C. 参加内容】
テーマ:非日常利用者を対象としたバス運行情報のモバイル型提供システム
審査員:
1.都市計画家:ジョン・メーダー氏(Fukuoka D.C. ディレクター(都市開発))
2.市長:高島宗一郎氏(福岡市)
3.グラフィックデザイナー:定村俊満氏(株式会社ジーエー・タップ 代表取締役社長)
4.ICTプロデューサー:サーズ恵美子氏(株式会社T2e 代表取締役)
5.交通計画専門家:ロブ・ヴァンデルヴァイル(RVDB Urban Planning) ※2011.7月の専門家ワークショップに参加
スケジュール:
募集〆切 2012年2月17日
審査 2012年3月~5月
社会実験 2013年5月(予定)

 

■Living Labs Globalについて
コペンハーゲン、バルセロナに拠点を置く非営利団体。世界の約50都市・500以上の企業とネットワークを持ち、都市サービスの革新を促進する活動を行っています。Ashokaでも世界の主要な社会革新先導として高く評価、認識されています。

http://www.livinglabs-global.com/

 

■LLGAについて
LLGAでは世界中から様々なアイデアが寄せられます。参加するパートナー地域は国際的に知名度を高め、新たなプロジェクト機会にもめぐりあうことができますが、最優秀ケースに対して社会実験の場を提供と定められた目的を達成するための支援が定められています。

LLGA 2011では、41ヶ国から562のエントリーが寄せられ、ストックホルムではリアルタイムの駐車システム、サンフランシスコでは市民が参加できる情報プラットフォームを含んだ様々なソリューションが集められました。Oracle,およびCityMart.comはLLGA2012のメインパートナーとして任命され、彼らが持っている市場を通じて技術サポート、及び社会的なネットワークインフラを提供します。さらに、国際NGOのClimate groupは戦略パートナーとしてLLGA賞をフラッグシップの“Clean Revolution”キャンペーンに組み込む予定です。