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【登壇報告】「宮崎市公民連携セミナー」に福岡地域戦略推進協議会石丸修平事務局長が登壇しました

FDCニュース

宮崎市が10月12日に開催した「みんなでつくる、みやざきの未来『公民連携セミナー』」に、福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)石丸修平事務局長が登壇。内閣府や横浜市関係者などと宮崎市の未来に向けた議論を交わしました。

セミナーは、宮崎市が取り組んでいる公民連携の更なる可能性を探るとともに、新たなビジネスの創出などを通じて経済が成長し活力のある未来を共に創っていくことを目指し、同市で開催されました。
開会にあたり清山知憲宮崎市長は「行政が抱える様々な社会課題を解決するひとつの手段として、民間とのパートナーシップを強力に進めていきたいと考えている。そのためにはどのような行動をとればいいのか、セミナーを通じてそのヒントを掴みたい」と期待を示しました。
基調講演は、松尾泰樹内閣府科学技術・イノベーション推進事務局長による『総合知で目指す新たな未来社会 多様な知による社会課題解決』、立石建横浜市経済局副局長による『横浜市におけるオープンイノベーション・スタートアップ推進の取組』、FDC石丸修平事務局長による『産学官民連携で考える未来のまちづくり』で構成。

続くパネルディカッションでは清山知憲市長、永山英也副市長と基調講演者3名が、宮崎市が進める公民連携の更なる可能性を模索するため、①「地方都市におけるイノベーションの可能性について」、②「ローカルスタートアップの創出について」、③「既存企業のアドバンテージを活かした更なる成長について」、④「公民連携のあり方について」の4つのテーマのもとに議論を行いました。
「既存企業とスタートアップがうまく組み合わさって社会課題を解決していくことが重要」、「スタートアップを創出するという旗を立て、様々な相談ができる窓口を設けるなど可視化していくことで志を持った人たちが集まってくる」「企業だけでなく行政もスピード感をもってアップデートしていくマインドが必要でありこれを産学官で連携していくことが求められる」などの考えが示されました。
最後に清山市長は「今後、学生や企業の方も参加するワークショップなどを行い、イノベーションの起こし方やスタートアップの創り方をどのように進めていくのかといったことについて共に考えていく実践的な場をつくっていきたい」と抱負を述べ議論を終えました。

セミナー概要は以下のとおりです。

宮崎市公民連携セミナー

1. 開催日時
令和5年10月12月(木)15:30~17:00

2.開催場所
宮崎公立大学講堂

3.登壇者
内閣府科学技術・イノベーション推進事務局長 松尾泰樹 氏
横浜市経済局副局長 立石 建 氏
福岡地域戦略推進協議会(FDC) 事務局長 石丸 修平 氏
宮崎市 清山 知憲 市長、永山 英也 副市長

4.構成
・ あいさつ 清山知憲宮崎市長
・ 基調講演
 1.「総合知で目指す新たな未来社会 多様な知による社会課題解決」
   内閣府科学技術・イノベーション推進事務局長 松尾泰樹 氏
 2.「横浜市におけるオープンイノベーション・スタートアップ推進の取組」
   横浜市経済局副局長 立石 建 氏
 3.「産学官民連携で考える未来のまちづくり」
   福岡地域戦略推進協議会(FDC) 事務局長 石丸 修平氏

・ パネルディスカッション
「宮崎における公民連携の更なる可能性について」
ファシリテーター 
   宮崎市 永山 英也 副市長
パネリスト    
   宮崎市 清山 知憲 市長
   内閣府科学技術・イノベーション推進事務局長 松尾泰樹 氏
   横浜市経済局副局長 立石 建 氏
   福岡地域戦略推進協議会(FDC) 事務局長 石丸 修平氏