日本スポ―ツ産業学会(会長：尾山基・株式会社アシックス代表取締役社長)が刊行したデジタルブック「Sports Business & Management Review」＃20「地域の中のプロスポーツ」特集において、事務局長石丸修平が参加した座談会「トップが語るアビスパ福岡のホームタウン戦略とそれを支える地元企業・行政の取り組み」が掲載されました。
座談会では、川森敬史アビスパ福岡株式会社代表取締役社長、川原武浩株式会社ふくや代表取締役社長/AGA常務理事と石丸の三人が語り合いました。
石丸はアビスパ福岡について「委託事業であるアビースクールに代表されるように、本来は行政が行うような取り組みを受け持ってもらっており、地域政策の担い手として機能している」との認識を提示。
また、「都市力の向上を目指して各地域が進めている『MICEの充実』においてスポーツは重要な要素であると捉え、中長期的なMICE誘致に向けて現在環境を整えている」ことを報告しました。
その上で「スポーツを通じて社会課題の解決が図れるということにも大きな可能性を感じる。我々FDCでは社会にたくさんある課題をジネスで解決していくため実証実験の実施や規制緩和の働きかけを進めているが、この流れにスポーツが関与していく可能性が大いにある。また同時に都市プロモーション戦略の中にクラブというコンテンツを加えていくことが重要だ」との考えを示しました。
※日本スポ―ツ産業学会デジタルブック「Sports Business & Management Review」＃20
はこちら（https://spo-sun.gr.jp/publication/sbmr）
日本スポ―ツ産業学会は、これからはスポーツ産業を研究する団体ならびに大学における研究者養成が必要との認識のもと、プロスポーツ、スポーツメディア、スポーツ用品製造業者、研究者などが参画し平成2年に設立。学会誌発行やセミナー、リサーチカンファレンスの開催などを通じてスポーツビジネスに関する情報発信に取り組まれています。
